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便潜血

便潜血|富士森内科みなみのクリニック|八王子の内科・消化器内科・内視鏡検査

便潜血検査で陽性の方

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便潜血検査は便に血液が混じっているかどうかを調べる検査です。目に見えないような微量な血液も検出することができます。その原因として最も怖いのが大腸がんです。便潜血検査陽性の方で大腸がんがみつかる確率は2〜3%程度といわれています。一見低い確率のように思われるかもしれませんが、大腸がんの女性の罹患率が0.1%程度といわれていますので20倍から30倍高い数値です。必ず大腸カメラを受けましょう。

便潜血陽性は内視鏡検査

便潜血検査で陽性反応がでてしまったら、精密検査として大腸カメラ検査を受けましょう。便潜血検査の陽性率は約5~7%、その陽性反応がでた方に大腸がんが発見される確率は約2~3%と言われています。その原因としては痔や、硬い便を排出するときに肛門が切れて出血してしまうなど肛門付近からの出血の可能性もありますが、最も怖いのが大腸がんです。原因を調べるために大腸カメラ検査が必要です。

大腸カメラ検査は負担の少ない検査とはいえませんが、検査を受けなければ大腸がんがあるかどうかはわかりません。もちろん便潜血検査が陽性でも大腸がんがない方も多くおられますが、もし大腸がんがあった場合は大変です。大腸がんは早期に発見すれば治癒が十分に期待できるがんですが、進行してしまうと治癒が難しくなってきます。また、早期がんの中でも粘膜内がんとよばれるさらに早い段階でがんをみつけることができれば、入院することなく日帰りで内視鏡手術で治癒できます。このように大腸がんを早期に発見するメリットは多くあります。便潜血検査で陽性となってしまった方は必ず大腸カメラ検査を受けましょう。

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